ハウツー雑草除去
しばらく快晴が続き、絶好の雑草除去日和!
強力な助っ人(リナさんのお嬢さん)も登場して、ハウツー雑草除去の講義と実技が行われました。
雑草の種類をざっと見て、リナさんはヒトコト
「敵はスギナとミント!」
その二つの種類は根が深く強いので、なるべく深く掘ってふるいにかけ、根っこを取り除くことが必要だそうです。
リナさんが大きなフルイを持ってきてくれて、そこで黙々と根を取り除きます。前回指令のあった、丸太はこのフルイの下に置くものでした。
更に、根は横にも繋がって広がるので、無理に引っ張らず、周囲の土をゆるめて取り除きます。彼らは生きている根が少しでもあれば、そこからまたどんどん芽を出すことが出来る素晴らしい生命力の持ち主。無理に引っ張るとプチっと切れて根が残ってしまったら危険です。
裏のおばあちゃんが言ってたけど、、
「スギナの根っこは地獄まで」
ほんと、そんな感じ。世界中のスギナはみんな繋がっているんじゃないか?ってくらい根は深いし、横にも繋がっている。
しかし!そのスギナ以上に、我が庭でやっかいなのが、増えに増えたミントでした。
2年ほど前に、コンパニオンプランツの本で、「ブルーベリーの根本にはミントを植えると良い」と読んで、すぐに実行してしまったのがいけなかった〜
ミントはグングン伸び、どんどん広がるけれど、ブルーベリーは一向に成長せず。夏なんて、ミントが生い茂って気づくとブルーベリーが隠れてしまうのです。が、去年の夏は対処しきれずに、ミント無法地帯と化しました。
このままにしておくと、どんどん広がり一面ミントだらけになってしまいかねません。ちょっと引っ張ると根っこはカーペット状に広がりつながり、「抜く」というより「はがす」という感じです。という事で、今後ミントは取り除いていくことになりました。おそらく、がんばってもまた生えてくるだろうけど・・・
実は、うちにはパイナップルミントとグレープフルーツミントも植えてあります。ミントは他種とすぐに交配し、その土地に合わせて変化して言ってしまうそうです。どうりで、うちのミントは葉がゴワゴワで、香りもハーブガーデン等のものよりクドいような。
やはり、ミントは地植えにしてはいけないらしい。。鉢植えがベストとの事です。
更に重要なのは抜いた雑草や根の処理。そのまま放置しておくと、カラカラに乾いて種が飛んでしまいます。そうするとまた雑草は芽を出すので、腐葉土にするならするでキチンと管理したほうが良いそうです。
ガーン!うちは草刈りしたあと、まんまとそのままにしてました・・・肥やしになるからって。そのまま置いておいても乾いて種が飛ぶだけで、逆に雑草を増やしていたのですね。
業者さんの中には、刈った草をそのままにするところも多いみたいですが、プレジャーガーデンは基本的に刈った草を集めて廃棄するところまで作業に含まれているそうです。って、思い切り宣伝みたいだけど、長い目で見て必要な作業を知るのは本当に大切!!そこをやるかやらないかでは、後々ずいぶんと違うようです。
なので、4月下旬の植え込みまで、しばし地道な雑草除去作業ガンバリマス。
ガーデニング、というとちょっと優雅な響きですが、大変だけど大切なのは土作りなんだなーと改めて実感しました。雑草除去、あなどれません。しかも、実はちょっとハマる作業でもあるので楽しいですよ。
おねぼうさん
ポカポカ春陽気。赤子を背負って外に出る。雨で頭が出ちゃったじゃがいもに土をかぶせたり、庭や玉ねぎの間の雑草を取ったり。
まだ冬眠中の蛙を発見!
もう仲間たちはゲコゲコ鳴いてるよー、起きなよー!
気づくと、赤子も背中でウトウト→爆睡。
雨・雨・雨
日曜〜月曜に雨が降り続け、水はけの悪い我が家は案の定ぬかるみ。。
明日午後にレクチャー予定だったので、おそるおそる先生にメールしてみる。
と、延期のお返事アリ。
ぬかるみでは雑草を抜いても土を落とすのが大変らしい。せっかくだから雑草の"フルい"テクをご教授願いたかったのでウレシー。
メールによると・・・
【湿った土は重く掘るのも大変。。←そう、今回は雑草は”抜く”のではなく ”掘って 土をおとして” & 破棄するのです。
土が湿っているとフルイにかけたときに目詰まりをおこし、作業効率が悪いし、重くてフルイを揺するのが大変。】
との事。
さらに新たな指令が!
【直径10センチ〜15センチ 、長さ60センチ〜80センチぐらいの丸太】
何に使うんだろう!?
希望とリストアップ
しかし前回のミーティング。
実は、この期に及んでもまだ私は、心のどこかでこんな状況の庭が恥ずかしく思っていて、モゴモゴすることしかり。。。先生に丸投げ状態のことを大反省。
もう少し具体的に欲しいハーブのリストがあったほうが、リナさんも考えやすいよね。自分の勉強にもなるので文章でまとめ、再度メールしました。
以下、当初の希望も合わせてまとめるてみると・・・
・ハーブが主体
・わさわさと生い茂るラフでカジュアルな雰囲気(PG店舗前の花壇のようなリナさんテイストで)
・明るめ、柔らかい色彩にしたい
・収穫や手入れのために歩けるスペースも作りたい
・のっぺりした印象をなんとかしたい(メリハリの付け方がわからない)
・ミントはいくつか植えてあって困ってるほどなのでいりません
・バジルは畑エリアで栽培するのでいらない
・直接庭造りには関係ないけれど・・・
ちょこっとブーケにしてプレゼントしたり
クラフトを楽しめるような収穫が欲しい
ハーブの品種としては優先順に
・ラベンダー
・セージ(コモンセージ、パイナップルセージなど)
・タイム(レモンタイム、シルバータイムなど)
・レモンバーム
・センテッドゼラニウム(鉢植えのほうが良いのかな?)
・チコリ
・ベルガモット
・チャイブ
・オレガノ
欲張りすぎかな・・
知っている種類が少ないので、「絶対コレじゃなきゃいや!」という訳ではありません。
これを受けて、リナさんの苗リストを待ちます。
うわーーどんなのが来るんだろう!
と、その前に雑草!
■
実際の工程に入る前に、今後の進め方のミーティング。
の、前にリナさんから「お花を植えたい場所の採寸を」との指令が入る。
ナルホド!
いままでは、ザックリザックリ目分量のどんぶり勘定。
家の前のスペースがどれくらいあるのか計ったこともありませんでした。植えるものの事しか見えてなかったのかも。
それが成長するとどれくらいの大きさになるのか、この広さだから苗はいくつ、とか先を見ることが大切なのね。
(生き方全般に私にはそれが足りない・・・)
ご近所に50mのメジャー(運動会とかで使うやつ)を借りてさっそく計測。って、鼻息荒く50mも必要なかった・・・
けれど、実際に数字で見ると「ほぅほぅこんなんなってんのか〜」と何だか新鮮だし、
机上でも上記のような具体的なプランが進行します。・・・多分。
私にはまだ全く何も見えてこないけれど、リナさんの頭の中にはきっと完成形が見えるのだろうな。。
さて、ミーティング。
まずその前にリナさんは我が家に着くなり、おもむろに何かを土に突っ込んでました。土のphを計るものだそうです。
ペーハー!お〜憧れのペーハー測定器よ。
ガーデニングやハーブの育て方みたいな本でも「〜〜は酸性の土を好む」とかよく見かける言葉です。
しかし、計るのなんて良く判らないから、まるっきりシカトしていましたわ・・・
phを測っている間にお茶を飲みながら雑談ミーティング。
リナさんが年間の作業内容と実際に来てくれる時間と事務的な話を少し。年間を通しての作業内容をキチンと紙に書いて計画することも頭が整理されますな。
4月:雑草除去と土作り
5月:植え込み
6月:梅雨対策・観賞
7月:暑さ対策・観賞
8月:
9月:切り戻し
10月:秋の観賞
11月:冬対策
12月:
それから、どんな感じの庭にしていくか。
最初に相談した時に私の希望はザックリお伝えしたので、それの確認と具体的な悩みを付け足しでお話したところ、
リナさんからは、ハーブと修景用のバラ(手入れが難しくなく強いらしい)という提案がありました。
バラ!!!
ズボラな私には高値じゃなくて高嶺の花過ぎて考えたこともなかったけれど、、、
、、、欲しい、、、バラのある庭、、、ヨダレが出るほど欲すぃ、、、出来るのか!!!
あぁ、私は心からこの人に付いて行こうと、言葉も無くただ大きくうなずくだけでした。
さて、とりあえず当面の課題は、「雑草」それから土作り。
これらをクリアにしないと始まらないのです。雑草取りもただ抜けば良いってもんじゃないらしい。できれば根こそぎ。
ドケチ根性の私は、根っこについた土がもったいないじゃない〜と思っていたけれど、
プロは植え込みの場所の土をかなり深く掘り起こし、それを「フルイ」にかけて土を落とし、雑草と根を完全に取り払うそうです。
うちのような場所(隣近所も草木がいっぱい)の場合、また種が飛んできて雑草とのイタチごっこにはなるものの、
最初のこの工程をしておくと後々の作業がラクらしいです。
植え込みのタイミングまで、実際どれくらいできるか分からないけれど、やってみよう!
ミーティングを終え、ph測定器を見てみると、、「6.4」とのこと。もう少し酸性だったら石灰を混ぜたりしなくちゃいけないみたいだけど、ぼちぼちそのままで良いみたいです。ほうー。
という訳で、次回のレッスンは「ハウツー雑草除去」のレクチャー及びスパルタ実践トレーニングの予定で〜す。
ハジメマシテ
サボテンを枯らすほど、草花と縁遠いちよたかです。
外房に引越して早3年と3ヶ月。
週に3日は東京・横浜と落ち着かない生活をしていましたが、
妊娠・出産を機にしばらくは落ち着いて生活をしようかと。
しかーし、ふと目を上げると荒れ放題の我が家の庭。庭というか今のところ「荒野」
赤子に乳をあげながら、眺める庭が荒れているとストレスになるってもの。
もちろん今までだって何かを植えたり、草を取ったりはしていたのですが、
思いつきのやみくもだったせいか、出産だの育児などに気を取られているうちに、
あっという間にヒサンな状況になってしまいました。
ちゃんと手を掛けてあげて根付けば命をつなげたはずだったのに・・・
いままでの草花ちゃんたち、本当にごめんよ。。。
これからは、「永続的に楽しめる庭を自分の手で作ってみたい」と。
けれどこの3年間で、自分にはつくづくセンスもガッツもお金もないことが
よくよく分かったし、チビがいたり他にもやりたいことはある。
ということは、時間もあまりない中で失敗しないようにーなんてグズグズしてたら
どんどん後回しになって、またすぐに荒地??
庭のプランニングから実際の作業を、自分の庭で教えてもらえたらな〜。
実は、荒れ放題の庭が恥ずかしくて(人目につくところなのに!)
もう少し何とかしてから相談しよう、と恋焦がれていた人がいたのです。
けれど立派なおうちですごくステキなお庭ばかり作られているので、造成からキチンと頼まなくては失礼だ、
と尻込みしていたの。が、母になって強くなったのか、こうなったら開き直って思い切って相談してみました。
太東で「plesure garden」を営んでいるリナさんです。
妊娠するちょっと前から出産まで、店舗のほうのお手伝いをしたり、
チヨダンナがお店のパンフレットを作らせてもらったり、以前から楽しくお話させていただいてたので、
今回もそんなノリでちょこっと(顔色見ながら(笑)リナさんに話してみたらーーーなんと快諾!
大人気、多忙のはずなのに・・・ええ人や・・・。
こうなったら、出来の悪い生徒ですが、手取り足取り根掘り葉掘りヨロシクお願いします。
そんなこんなで、前置きが長くなりましたが、
「グリーンハンド」(植物が上手く育てられる人、植物と話が出来る人)を目指す記録です。
*写真は、これから取り掛かる庭の状態。
この前の状態は、胸ぐらいまでに伸びた雑草が枯れたままボーボーになってました。
赤子を背負ってエンヤコラ。これでもなんとかキレイになったのです(涙)