ハウツー雑草除去

chiyonya2008-04-04

しばらく快晴が続き、絶好の雑草除去日和!
強力な助っ人(リナさんのお嬢さん)も登場して、ハウツー雑草除去の講義と実技が行われました。
雑草の種類をざっと見て、リナさんはヒトコト
「敵はスギナとミント!」
その二つの種類は根が深く強いので、なるべく深く掘ってふるいにかけ、根っこを取り除くことが必要だそうです。
リナさんが大きなフルイを持ってきてくれて、そこで黙々と根を取り除きます。前回指令のあった、丸太はこのフルイの下に置くものでした。
更に、根は横にも繋がって広がるので、無理に引っ張らず、周囲の土をゆるめて取り除きます。彼らは生きている根が少しでもあれば、そこからまたどんどん芽を出すことが出来る素晴らしい生命力の持ち主。無理に引っ張るとプチっと切れて根が残ってしまったら危険です。
裏のおばあちゃんが言ってたけど、、
「スギナの根っこは地獄まで」

ほんと、そんな感じ。世界中のスギナはみんな繋がっているんじゃないか?ってくらい根は深いし、横にも繋がっている。
しかし!そのスギナ以上に、我が庭でやっかいなのが、増えに増えたミントでした。
2年ほど前に、コンパニオンプランツの本で、「ブルーベリーの根本にはミントを植えると良い」と読んで、すぐに実行してしまったのがいけなかった〜
ミントはグングン伸び、どんどん広がるけれど、ブルーベリーは一向に成長せず。夏なんて、ミントが生い茂って気づくとブルーベリーが隠れてしまうのです。が、去年の夏は対処しきれずに、ミント無法地帯と化しました。
このままにしておくと、どんどん広がり一面ミントだらけになってしまいかねません。ちょっと引っ張ると根っこはカーペット状に広がりつながり、「抜く」というより「はがす」という感じです。という事で、今後ミントは取り除いていくことになりました。おそらく、がんばってもまた生えてくるだろうけど・・・
実は、うちにはパイナップルミントとグレープフルーツミントも植えてあります。ミントは他種とすぐに交配し、その土地に合わせて変化して言ってしまうそうです。どうりで、うちのミントは葉がゴワゴワで、香りもハーブガーデン等のものよりクドいような。
やはり、ミントは地植えにしてはいけないらしい。。鉢植えがベストとの事です。

更に重要なのは抜いた雑草や根の処理。そのまま放置しておくと、カラカラに乾いて種が飛んでしまいます。そうするとまた雑草は芽を出すので、腐葉土にするならするでキチンと管理したほうが良いそうです。
ガーン!うちは草刈りしたあと、まんまとそのままにしてました・・・肥やしになるからって。そのまま置いておいても乾いて種が飛ぶだけで、逆に雑草を増やしていたのですね。
業者さんの中には、刈った草をそのままにするところも多いみたいですが、プレジャーガーデンは基本的に刈った草を集めて廃棄するところまで作業に含まれているそうです。って、思い切り宣伝みたいだけど、長い目で見て必要な作業を知るのは本当に大切!!そこをやるかやらないかでは、後々ずいぶんと違うようです。
なので、4月下旬の植え込みまで、しばし地道な雑草除去作業ガンバリマス。

ガーデニング、というとちょっと優雅な響きですが、大変だけど大切なのは土作りなんだなーと改めて実感しました。雑草除去、あなどれません。しかも、実はちょっとハマる作業でもあるので楽しいですよ。